最近我が家では、健康のことを考えて食用油を一新!高級こめ油にしました。
「高い油だから大切に使いたい」そこで次に考えたのはオイルポットの買い替えについてです。
色々探す中で、1番見た目と機能性が気になったダスキンが販売している「オイルドリッパー」。
じつは購入前にこのオイルドリッパーについてSNSやブログなどを調べましたが、そこまで詳しく書かれたものがなかったため困った経験があったので、レビュー記録とみなさんの参考までに残しておきます。

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DUSKIN(ダスキン)のオイルポットとは
お掃除の会社として知名度の高いダスキンですが、実は生活に必要な様々な商品の販売も行っています。
その中でもオイルポットは、知る人ぞ知る名品。
そして、長年愛されてきたダスキンのオイルポットに2021年6月新商品が仲間入りしました。
今回、私が購入したのはこの新しいタイプのオイルポットです。
ダスキンの新商品Oil dripper(オイルドリッパー)
発売日:2021年6月14日(月)
■商品名:Oil dripper(オイルドリッパー)
油ろ過器用フィルター1個付
■価格:5,900円(税抜)
■寸法:幅11.6×奥行11.6×高さ16.5㎝
■容量:約300ml
■使用温度:180℃以下(ダスキン推奨温度50℃)
■材質:内部等直接オイルが触れる部分はステンレス。
パッキンやカバーはシリコン。
野田琺瑯とダスキンで悩んだ
野田琺瑯から販売されている「ロカポ」などオイルポットを探しているとホーロー製のものがよくあります。
お手入れのことや長持ちの面で考えるとホーロー製のオイルポットは、非常に扱いやすいのがメリットです。
なんといっても垂れてきてもサッと拭きあげるだけでいいから、ご飯支度の忙しい時間帯にはありがたいですね。
ただし、野田琺瑯のロカポはフィルターがお高め。
本体自体も6,000円(税抜)と高いうえにフィルターは2個入りで1,500円(税抜)もするんですよね。
では、ダスキンのオイルドリッパーはと言うと本体は5,900円(税抜)でフィルターは3個入りで600円(税抜)とトータルで比較しても安い。
ダスキンオイルドリッパー | 野田琺瑯ロカポ | |
---|---|---|
本体価格(税抜) | 5,900円 | 6,000円 |
本体容量 | 300ml | 600ml |
フィルター価格(税抜) | 3枚入り600円 | 2枚入り1,500円 |
カートリッジ(フィルター)のランニングコスト
野田琺瑯のフィルターは1個あたり使用回数は10回程度ですが、ダスキンのフィルターは1個あたり2~3回となっています。
ダスキンのフィルターを1個あたり3回使用して使えばおよそ600円で野田琺瑯のカートリッジ1個分となりますね。
若干ですが、フィルターのランニングコストはダスキンの方が安くなる計算です。
ダスキンは、1個の使用回数が少ないためフィルターを頻繁に交換しなくてはなりませんが、個人的には安いうえに頻繁に新しいものに交換ができ、新鮮な油が使えていいかなと考えました!
塵も積もれば山となる。
若干でもランニングコストが安いダスキンが有利。
容量をチェックしよう
オイルポットと言っても、その使われている材質も違えば油の入る容量にも違いがあります。
私が悩んだ野田琺瑯のロカポは、600mlと大容量。
対してダスキンのオイルドリッパーは300mlと野田琺瑯の半分の容量しか入りません。
普段揚げ物をするときはてんぷら鍋を使いますが、1/3~1/4程度しか油を入れないため600mlもの容量は不要でした。
そのため私はコストや容量を加味してダスキンのオイルドリッパーを購入したというわけです。

・家族が多い
・たっぷりの油で揚げる
このような人は容量が大きいものを選んだほうがいいですね!
油ろ過器 Oil dripper(オイルドリッパー)
セット内容は本体+専用のフィルター1枚入りとなっていました。
このオイルドリッパーにした理由の1つでもある見た目ですが、モノトーンでキッチンに出しっぱなしにしていても違和感がないのが特徴です。
フィルターが付いてくるので、替えのフィルターはあとから購入先を考えられるのも嬉しい。
楽天マラソンなんかを利用したいときなど。
ダスキンのオイルドリッパーの使い方
フィルターはしっかり厚みのあるもので、「粉状活性炭」を使ったダスキン独自のフィルターとなっています。
このフィルターを本体上部にセッティングするだけですぐに使うことができるのでとても簡単。
フィルターのセット
このように蓋を外し、メッシュ部分の下にはめ込みます。
くぼみにフィルターをはめ込んだら、メッシュを乗せて完成となります。
間違えてメッシュ部分の上にセットしてしまう人もいるようですが、ちゃんと取扱説明書が付いてくるので安心です。
こちらがセット完成の状態です。
あとは使った油をこの上から注ぐだけで、フィルターを通り揚げ物をした後の油の汚れやニオイをろ過してくれます。
実はこれまで使っていたオイルポットは、このフィルターがなくメッシュのみだったので、大まかなカスは取り除けましたが細かな汚れは沈殿していました。
ニオイも取り除けないのでとにかく揚げ物臭がひどかったです。

こんなにフィルターで違うものかと感動!
今までただただ体に悪い使いまわし油を摂取していたと思うと…
オイルドリッパーは300mlでもちょうどいい
300mlと言ってもなかなかサイズ感が分かりにくいですよね。
コンビニで見かけるホット用ペットボトルが280mlなので、あれより少し多く油が入るイメージとなります。
本体全体のサイズ感は、iPhone12proより一回り大きいくらいとなっています。実際手元に届くまでサイズ感が心配でしたが、大きすぎずキッチンに置いておいても全く違和感がありません!
300mlは少なすぎるのかなと思いましたが、実際揚げ物の後に使ってみると半分ほどしか使わないのでこの容量で正解だったと感じています。
揚げている内に食材が油を吸って、最初よりも量が減りますからね。
オイルドリッパー内部
内部はステンレスとなっているので臭いや光を通さない仕様となっています。
油は光や空気に触れると酸化するため、オイルポットを選ぶ際は材質や仕様を確認したほうがいいです。
左右に注ぎ口がありますが、このオイルドリッパーは揚げ物以外にも普段の料理の際にサッとここから油を使えるようにと考えれた商品です。
そのため、揚げ物の際は注ぎ口が大きい方を、炒め物などの料理の際には注ぎ口が小さい方を使えるようにと2つに分けられているのです。
オイルドリッパーのお手入れ(パッキン)
このように注ぎ口は外すことができるのでお手入れも簡単です。
オイルポットは、パッキンが一体になっているものだと細かい部分が洗いにくいので、ダスキンのように分解できるものかホーロー製のようにツルっとパッキンがないものがおすすめです。
油をろ過!環境にも優しい
これは使い終わった油を注いだところです。
揚げ終わった油をすすぐ場合は50℃まで冷ましてから入れるようにダスキンで推奨されています。
使用温度は180℃までなので、仮に50℃以上でも問題ないですが作り終え、食べ終わってから後片付けをしていると50℃以下まで冷めているのでこの辺はそんなに意識しなくてもいいでしょう。
油は料理すると必ずと言っていいほど使うもの。
残すことなく使い、油を購入する回数を減らすことで環境にも優しい。
日常にサスティナブルを取り入れていく第一歩になりますね!
ろ過でクリアな油に再生
揚げ物の後の濁った油を夜の間にじっくりろ過し、朝起きて見てみるとこのようにクリアな油になっています。
汚れはなく、油の色もかなり茶色かったのに薄い黄色になるほど綺麗になっていました。
揚げ物をするときは臭いや仕上がりから少し高い油を使うという人にも、このろ過して再生させるというのはコスト面からもおすすめ。
オイルドリッパー本体の購入にお金はかかっていますが、それでも買って良かったと思える商品です。
Instagramに油を注ぐ実際の動画をUPしているので参考にしてください!
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ダスキンオイルドリッパーのデメリット
実際に何回か使っていて気になった点が1つだけあります。
それは、ろ過した油が空気に触れてしまうことです。
空気に触れることで油は酸化していくと言われているのですが、ろ過した油を溜めておく下段の容器に蓋などはありません。
しかも、日常の料理の際に台座からサッと使えることがメリットとされたオイルドリッパーのため、台座に密閉されるようになっているわけでもないのです。
これが唯一の盲点でした。
空気に触れないための工夫
せっかくの手軽にろ過した油が使える商品なのですが、どうしても空気に触れないようにしたかったため注ぎ口をリフトアップさせて使っています。
本体から少し浮かせたようにして台座にセットすることでかなり空気から守られるようになります。
あとは対策として、アルミホイルで注ぎ口を塞いでしまうのも手かなと考えていますが、現状ではリフトアップで対応しています。
ただしどちらにしても手間がかかるので唯一のデメリットと言えます。
おすすめのオイルドリッパー5選
ここでは上記で触れたダスキンと野田琺瑯以外で人気があり、おすすめなオイルポットを紹介していきます。
アイリスオーヤマ 活性炭オイルポット0.9L
お手頃価格で便利な商品が多いアイリスオーヤマ。
こちらの活性炭オイルポットは、液だれしにくいように注ぎ口が細めに作られています。
ろ過は、ダスキン同様に網でカスをキャッチし専用フィルターでろ過するというものです。
0.9Lで2~3人分となっていますが、1.2Lサイズもあるので家族の人数や使用容量によって選べるのがポイントです。
万年 m.desingオイルポットmini 0.8L
万年は厨房機器で有名なメーカーで、使いやすさにこだわっているのがこのオイルポット。
内部が「シリコン加工」が施されているため、定期的に洗う際の油落ちが非常にいいと口コミにもあります。
また、継ぎ目が一切ないので油漏れの心配もありません。
こちらはフィルターがなく、網だけで使うタイプなので経済的なランニングコストが気になる人におすすめです。
ニトリ ホーローオイルポット 1.1L
お値段以上でお馴染みのニトリからもオイルポットが販売されています。見た目はホーローなので可愛らしい雰囲気のお家にもピッタリなデザインです。
網だけで使うもよし、別売りの活性炭カートリッジを使うこともできます。ホーロー製はお手入れがしやすいことがメリットですが、デメリットとして重いことが挙げられます。
カラー:ホワイト・レッド
別売りカートリッジ:2枚入り1,047円(税込)
高木金属工業株式会社 耐熱ガラス製活性炭ろ過ポットW二重口700ml
家庭用金物を扱うメーカーの高木金属では、比較的珍しいガラス製のオイルポットが販売されています。
耐熱ガラスを使っているので、使用後に時間を置いて片づけをしたくない人に向いています。
フィルター式なので、しっかりと油をろ過することができ、容量が見てすぐ分かるため忙しい人にもおすすめなオイルポットとなっています。
パナソニック 天ぷら油クリーナー レッツフライ 2ポットタイプ
実はこちら生産終了になっています。
パナソニックの公式サイトにはそう掲載されていますが、オンラインショップには在庫があるので欲しいと考えていた人は今のうちに!
後継モデルもないので今市場に残っている在庫がなくなったら買えなくなりますからね。
容量は1Lと家族が増えても安心です。
フィルター式で、油ダレがしにくい「リターン注ぎ口」になっているのも特徴です。
また、180℃以下であれば揚げたての油をろ過することも可能なさすがパナソニックのオイルポットとなっています。
価格が群を抜いて高いのが難点ですが、日本製で高温処理対応がいい人にはこちらが1番おすすめです!
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